わたしの説明が長い原因は、リュックの中の「分厚い図鑑」でした
実はわたし、昔から説明がめちゃくちゃ長くなりがちで。
しかもその原因が、まさかリュックの中の「分厚い図鑑」にあったなんて、当時は思いもしませんでした。
あなた自身やまわりの人に「説明、長いなー」って心当たりがあれば、今日の話がちょっとヒントになるかもしれません。
本当は簡潔に話せるのに、どうしても長ーーーーく説明しちゃう。
これは、仕事で問題になりやすいのはもちろん、意外とプライベートでも相手とすれちがう原因になったりして、もったいないんですよねぇ。
説明が長くなるのは「こわいから」
なんでついつい説明しすぎちゃうのか。
多くの場合、心の奥にあるのは「怖さ」です。
「あれ、わたしの話、聞いてもらえてないかも」
「全然わかってもらえてないなぁ」
「信じてもらえてないかも」
心配なとき、人は言葉がどんどん増えていく。
わたしも、めちゃくちゃあります。
もう言葉いらんよねって仲なら、ひとことで済むのに、まだ信頼関係が育ってない相手だと「誤解されないように!すれちがわないように!ちゃんと伝わるように!」ってなって、口が止まらなくなります。
トラウマの専門家たちの間では、子どもの頃に気持ちを無視されたり、怒られるのがこわかった人に、この傾向が出やすいって言われてます(みんながみんなじゃないですけどね)
「罰を受けたくない」「問題を起こしたくない」って気持ちが強いと、脳がちょっとしたことで「言い訳しなきゃ!たくさん説明しなきゃ!」と動く。
つまり説明しすぎは、自分を守るための防衛反応なのです。
トラウマ研究で有名なヴァン・デア・コーク博士によると、こういう経験があると、ちょっとしたストレスでも心に恐れが出て、なんとか自分をなだめようとするんだそうです。
そのなだめ方のひとつが、まさに「めっちゃ説明する!!!」
嘘をつくとき急に口数が増える人、いますよね。
「バレたくない、責められたくない」っていう恐れから、いきなりベラベラしゃべり出す。
「めっちゃ喋るやん!それ絶対ウソやん!わかりやすすぎるやろ!!!」って人いるじゃないですか。笑
あれも、根っこは同じ仕組みです。
話し方レッスンで言われた「あなた、荷物多くない?」
で、「リュックの中身」の話です。
昔、話し方レッスンに通っていたとき、先生に言われました。
「話が長い人には、共通点があるの。とにかく荷物が多い!!!」
……トゥクン。(ときめきではない、ざわつく鼓動です)
わたし、荷物がめちゃくちゃ多い人間だったんですよ。
先生に「何をそんなにリュックに入れてるの?」と聞かれて、
まず出てきたのが分厚い図鑑。
先生「今日の現場に、その図鑑いる?」
わたし「もしもの時のための図鑑です」
次に永谷園のふりかけ。
先生「なんでふりかけ?」
わたし「急な来客のときのために」
先生「出先で急な来客、あります?」
わたし「今のところはないんです」
これは、実はさっきの話とちゃんとつながってて。
「全部持ってないと不安」だから、必要なものを見極められずに、ぜんぶカバンに入れちゃうんですね。
話すときも同じで、どれが一番大事か決められないから、ぜんぶダラダラしゃべっちゃうんですよ。
だからレッスンでは「荷物を減らしてくる」っていう宿題まで出されました(先生、するどーい!)
説明を短くしたいなら、まずカバンの中身の整理から。
ちょっと意外だけど、これがけっこう効くんです!
気づけた時点で、もう今夜はステーキ
そのうえで、自分が説明しすぎちゃう場合。
まず、これを読んで「自分のことかも」と思えたあなたは、本当にすごいです!!!
自分の話し方の癖って無意識だから、なかなか気づけないんですよ。
気づけた時点で、もう今夜はステーキ食べちゃってください。
で、ここからやることはシンプルで。
「今わたし、不安なのかな?」「信じてもらえるか心配してるかな?」って、自分の今の気持ちを棚卸しするだけ。
過剰に説明してる自分に気づけたら、その日の夜もステーキ確定です。(もちろん胃もたれしてる人は、ステーキじゃなくて構いません!別メニューをぜひ!とか言ってると、話が長くなってしまうんですよねぇ)
ここで大事なのは、「また長く話しちゃった、恥ずかしい」ってネガティブに自分を責めないこと。
ただただ「わたし、説明しすぎてたんだーーー!!!」でOKです。
あとは理由を知っていくだけ。
相手が聞いてない気がしたのか、問題が起きるのが怖かったのか、気まずくてつい間を埋めたのか。
どれも悪いものはひとつもなくて、自分の状態がわかるほど、自分とうまく付き合うヒントが見えてきます!
大切な人の説明が長いときは
もし、あなたの大切な人が「説明長めさん」だったら。
「長い!」って責めるんじゃなくて、安心してもらうのがいちばんです。
「言ってること、ちゃんとわかるよー」「あなたのこと信じてるよ」
そうやって理解が伝わると、「わかってもらえてる」と感じて、もう過剰に説明しなくてよくなる。
まずは安心からスタートですねぇ。
そして、自分でもどうにも止まらんぞってときの裏ワザ。
「早い話がね」って枕詞をつけてから話すこと。
そうすると、自分の中で自然と「早い話」にまとめようとするから、本当におすすめです!
説明が長くなるのは、あなたがダメだからじゃないです。
ちゃんと伝えたい、いい関係でいたいっていう気持ちの裏返しなんですよね。その気持ちごと、これからは軽やかに持ち運べますように。
今日の内容もちょっとでも参考になればうれしいです。きみに幸あれ!
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